春も終わりを告げ、夏の厳しい暑さの兆しを感じる今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
先日阿蘇のバスツアーに行って参りましたので、ご報告させていただきます。
大きくそびえたつ楼門がお出迎え
令和5年12月に震災から修繕が完了していたそうです。
滾々と湧き出る水!!
熊本は本当に水が豊富で羨ましい限りです。
こちらは兵庫県にある高砂の浦の松が植えられたと伝えられています。
なぜ阿蘇神社に高砂の松があるかと思われるかもしれませんが、
こちら能「高砂」の演目にて、阿蘇の神主友成が京都に赴く際、途中で高砂の浦で住吉明神の化身である松の精霊に出会うというものあらすじになっております。
その為、ここ阿蘇神社は能楽師やファンの人々にとって「聖地」ともいえる場所です。
福岡や佐賀の人たちと一緒に謡曲を奉納して参りました。(残念ながら拝殿は撮影不可でした。)
写真がないのが残念ですが、みんなで「高砂や~」と声を張るあの一体感はなかなか味わえないものです。
お昼ご飯は皆さんと馬刺しを舌鼓に堪能しました。
その後お土産屋さんでお買い物をして、夕方に福岡に戻りました。
最後に余談ですが福岡では終わってしまいましたが、佐賀で6/30に佐賀大連 吟という能楽のイベントが催されます。
佐賀 能楽大連吟 – 佐賀から世界へ平和と幸福を祈って、共に「高砂」を謡いましょう! (saga-dairengin.com)
記念すべき第一回ですのでどうぞよろしくお願いいたします。
附祝言
千秋楽(せんしゅうらく)は民を撫で、万歳楽(まんざいらく)には命を延ぶ、
相生(あいおい)の松風、颯々の声ぞ楽しむ、颯々の声ぞ楽しむ