豆まきをしたり、恵方巻を食べたり。
昔は豆まき一択でしたが、昨今は恵方巻を食べる方も多いのではないでしょうか。
豆まきは私が小さなころ、非常に楽しみな行事でした。
節分の夜は、まず家族で決めた1部屋の荷物を全部片づけます。
1部屋はカーテン以外家具も何もない状況を作り夜を待ちます。
豆をまくのは、父の役。
ただ、まくのは豆だけでなく、チョコレート、キャンディ、小銭、たまにお札。
これを、部屋の電気を消し、真っ暗にした状態で母と3兄弟で手探りで奪い合うという、
何とも小さい私たちにはエキサイティングな行事。
全てまき終わったら、父も参加してくるので父が参戦する前に急いで拾わなくてはいけない。
真っ暗の部屋の中、全員ゴロゴロと転げまわり、お札や500円玉が手にあたった時の感触は今も覚えているくらい。
また、ある程度拾った後に電気をつけるのですが、その瞬間部屋の隅にまだ落ちているお札を発見し、それに滑り込む5人家族。
(なんか書いていて非常に卑しい行事に思えてきました)
当時は、節分の意味も分からず、いいお小遣い稼ぎの行事でしたが、私ももういい大人。
普通に、住吉神社さんで節分の行事に参加してきました。
暦の上では「季節を分ける」節分を過ぎると春。
良い春をお迎えしたいものです。