こんにちは。萩尾です。
ふと新聞の記事で気になったものがありました。
「虫歯激減・4分の1に」
文部科学省の調査によると、この20年で子供の虫歯の数が4分の1になったとの事です。
20年前というと、私は7歳。
確かにその頃から、ずっと歯医者に通っていました。
治療の途中で、めんどくさくなったり、忙しくなったり、行かなくなるダメなパターンでした。
激減の理由は、就寝前の歯磨きの習慣化やフッ素を使ったうがいだそうです。
身近で感じるのは、歯ブラシや歯磨き粉の種類が増え、子供たちが楽しんで、歯磨きができるようになった事も要因かなと思います。
虫歯が減るという事は良い事のようですが、問題は歯医者さんの利用者が少なくなるという事。
歯科医不足が叫ばれ、国の方針で大学の歯学部を増やし、現在、歯科医の数は10万人超え。
歯科診療所も約68,000か所と、コンビニよりも多いんです。
診療所は増え、利用者は減り、年間1400の診療所が廃業しています。
保険診療ではやっていけず、高額な自由診療の対象となるインプラントや矯正歯科に流れる傾向が強くなってきているようです。
国も対策を考えているようですが、なかなか難しい問題ですね。